セミナー・イベント詳細/講演概要
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2025.07.17
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15:00 - 15:30
[E-11]
麹菌と類縁菌の簡易判別法開発とその利用例(前半)
麹菌と類縁菌の簡易判別法開発とその利用例(前半)
3Dバイオプリントによるアップサイクル食品の開発(後半)
「麹菌と類縁菌の簡易判別法開発とその利用例)」(前半)
酒井 香奈江 氏 大阪大学大学院 工学研究科 生物工学専攻 麹菌育種工学寄附講座 寄附講座講師
産業利用、特に醸造産業においてはカビ毒を生産する近縁種と麹菌を明確に区別する必要があり、両者の新たな判別法を開発した。この判別法を適用し、国内の土壌から複数種の麹菌類を分離して解析を行った。
「3Dバイオプリントによるアップサイクル食品の開発」(後半)
境 慎司 氏 大阪大学大学院 基礎工学研究科 物質創成専攻 教授
我々が取り組んでいる、3Dバイオプリンティング×発酵によるプラネタリーヘルスダイエットに貢献する食品の創出について紹介する。
空席あり
受講料(事前):0円
受講料(当日):0円
登壇者詳細

酒井 香奈江 氏
大阪大学大学院 工学研究科 生物工学専攻 麹菌育種工学寄附講座 寄附講座講師
2010年大阪大学大学院工学研究科修了。千葉大学真菌医学研究センター、神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科での助教を経て、2022年より大阪大学大学院工学研究科に設置された寄附講座に講師として着任。分子生物学的手法を用いた糸状菌、主に麹菌の機能解析をメインに研究を行っている。

境 慎司 氏
大阪大学大学院 基礎工学研究科 物質創成専攻 教授
2002年九州大学大学院物質プロセス工学専攻修了。その後、九州大学工学府および大阪大学大学院基礎工学研究科で再生医療や組織工学に関わる材料や技術の開発に従事。生物の機能を上手く使うための材料や技術、生物そのものを材料として使うための材料や技術の開発を行う「生物材料設計グループ」を主宰し、医療・ヘルスケア・食に関する研究を実施している。