セミナー・イベント詳細/講演概要
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2025.07.16
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12:15 - 13:45
【SAKE LEADERS SUMMIT】世界のアルコール市場をつかむために —— 制度と実務を踏まえた日本酒輸出の実態と次の戦略
日本酒輸出は拡大しているが、構造的な障壁や課題も依然多い。
本セッションでは、現場の実践知・政策の視点・市場の構造を俯瞰しつつ、具体的な課題とその打開策を議論する。
単なる問題提起に終わらせず、産官民で共有すべき「次の一手」を見出すことを目指す。
■事前の本カンファレンスに関する事前質問を受付中!
⇒https://forms.gle/6kR9LLPZfFCuLDaV7
※ご入力いただいたご質問は、登壇者やモデレーターが当日の議論の参考とさせていただきます。
全てのご質問にお答えできるわけではございませんが、ぜひ率直な疑問やご意見をお寄せください。
【質問締切】2025年7月15日(火) 18:00まで
空席残りわずか
受講料(事前):0円
受講料(当日):0円
登壇者詳細

桜井 一宏 氏
(株)獺祭 代表取締役社長
1976年生まれ、山口県周東町(現岩国市)出身。早稲田大社会科学部卒。大学卒業後、酒造とは関係のない東京のメーカーに就職。東京の居酒屋で「獺祭」のおいしさに気づき、2006年、実家に戻る形で旭酒造に入社、常務取締役となる。2013年より取締役副社長として海外マーケティングを担当、主にニューヨークで海外進出の礎を築く。2016年9月、代表取締役社長に就任、4代目蔵元となる。2023年9月にニューヨーク・ハイドパークの醸造所がオープン。造るお酒の銘柄名は「DASSAI BLUE」。2025年6月には「株式会社 獺祭」に社名変更を行う。

保井 久理子 氏
(独)日本貿易振興機構 農林水産食品部 次長
平成12年国税庁に入庁。令和元年に金沢国税局砺波税務署長、令和4年に仙台国税局課税第一部長を務める。令和5年に国税庁酒類業振興・輸出促進室長を務め、補助金による事業者支援、地理的表示(GI)の指定による地域ブランド化、関税・非関税障壁の撤廃や地理的表示の保護に向けた国際交渉、海外大規模展示会への出展等を通じて、輸出促進、酒類業振興を担う。令和6年から現職にて、酒類事業者を含む農林水産食品事業者に対し、輸出段階に応じた様々な商流構築支援を通じて、輸出の後押しを行っている。

戸塚 康文 氏
マッキンゼー・アンド・カンパニー パートナー
アジア各地の様々なB2C企業を様々な支援を提供。主に食品、酒類、小売、美容、アパレル・ファッション、ラグジュアリーブランドなど、多数の企業と協働し、成長に主眼を置いた変革をサポート。 また、マッキンゼーが日本で実施している消費者インサイトに関する調査において、中核的な役割を果たしている。直近の支援実績は、ブランド戦略、アジャイル型の新商品・サービスの開発、新規事業の構築、海外輸出戦略の構築等、多数の成長戦略及びその実行に渡る。

坂根 正敏 氏
国税庁 日本産酒類輸出促進コンソーシアム専門家
大学卒業後、サントリー株式会社にて業務用チャネル担当営業を担当した後、キッコーマン株式会社に転職。
国際事業本部勤務(ドイツ8年間、香港5年間の駐在経験あり)を経て定年退職後、JETROでの勤務を開始し、JFOODOで日本ワインおよび日本茶の海外プロモーションを担当した後、輸出プロモーター事業専門家として5年間国内中小企業の輸出をサポートした。
現在は、国税庁日本産酒類輸出促進コンソーシアム専門家として国内の酒造メーカーと輸出商社並びに海外のディストリビューターとの商談をサポートしている。
全国各地の酒造組合にてセミナー講師を務める他、自治体主催の輸出推進プロジェクトにアドバイザーとして参加。
日本ソムリエ協会認定ソムリエ、SSI認定唎酒師の資格を有する。

宗京 裕美子 氏
Sake Suki CEO
福井県生まれ、2004年金沢大学附属高等学校卒、2008年東京大学文学部社会学科卒、ゴールドマンサックス証券株式会社外国為替市場部入社、その後2011年NY移住、米国野村證券転職、2016年コロンビア大学公共政策大学院卒。これまで国内外の機関投資家にグローバル市場における為替と日本経済への影響についてのアドバイザリーを行ってきた。
2013年Sake Suki 創業。現在、「あべ」「鳳凰美田」「赤武」を始めとした日本を代表する酒蔵10社と専属契約し、インポーターとして米国33州に卸売。無駄売りしないをモットーに、米国主要都市におけるミシュラン星付きを含む高級レストラン中心に日本酒を広める。他業種の経験を元にロジスティックスの効率化、データ化、商品開発など、既存の売って終わりのビジネスモデルからの脱却、蔵ごとのテイラーメイドの戦略を構築。次世代の清酒インポーターを目指す。

ナビゲーター:カワナ アキ 氏
camo(株) 代表取締役
日本酒の未来を見据え、国内外で多彩なプロジェクトを手掛ける。
日本酒の伝統文化としての歴史と精神性を持ちながら、グローバルにおける価値と市場規模を上げて行くにはどうすれば良いか、100年後にも継承していくための構造的な問題解決に取り組んでいる。
「若手の夜明け」「混祭」などのイベント・オンラインプラットフォームSAKEJUMPを運営、2025年は香港、北京でも開催し、世界に拡大している。
更にはプレミアムブランドPRIME SAKE、日本酒の未来を語るカンファレンスSAKE LEADERS SUMMITなども手掛ける。