セミナー・イベント詳細/講演概要

  • 2025.07.18

  • 15:30 - 16:30

[C-12]

『醸造百選』を通じた発酵食の魅力向上と発酵ツーリズムの可能性

現在、日本醸造学会が中心となり、『醸造百選』の選定を進めています。2013年に「和食」が、2024年に「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録され、日本の醸造文化が世界で注目されつつあります。一方、生産効率の低さや原材料の調達の困難等から、絶滅の危機に瀕している発酵食も増えています。国際的に見て、日本の醸造・発酵にはどのような魅力があるのか、また、地方創生や観光立国にも資する「発酵ツーリズム」の可能性についてもお話します。

空席あり

受講料(事前):0円

受講料(当日):0円

登壇者詳細

田中 俊徳 氏

九州大学 アジア・オセアニア研究教育機構 准教授

 1983年鹿児島県出身。京都大学大学院修了(博士/地球環境学)。 東京大学大学院准教授を経て、2021年より現職。「醸造百選」選定委員。 ユネスコ本部世界遺産センター及びユネスコ日本政府代表部にて在外研究。環境と醸造の関係、観光に関心を持っている。 近著に「オーバーツーリズム解決論」(ワニブックス)、「季刊iichiko:エコツーリズムの文化学」(文化科学高等研究院)、「醸造の事典」(朝倉書店/共著)等。 メディア出演にNHK「クローズアップ現代」等。

セミナー・イベント一覧へ戻る